「地球が生まれる確率は 小学校などにある25メートルプールに バラバラにした時計の部品を投げ込み 水流だけで組立つ確率と同じ」と言われています。
この奇跡を「神様の思召し」だといっても良いのではないでしょうか。
無宗教の私でも、なんとなく宇宙という「神様」に憧れを感じずにいられません。
宇宙そのものは神様であると思えば、「宇宙の一部として誕生した全ての生命は皆「神の子」であり、尊い存在である」という宗教めいた考え方もなんとなく納得出来るようになります。
そういえば、神道の「八百万の神々」も、
仏教の「一切衆生 悉有仏性」も、
天理教の「信じる者も反対する人たちも含めて、
親神様の子供たる全人類は兄弟姉妹である」も、
皆同じような当たり前のことを言っているでしょう。
生まれた時から宇宙の懐に包まれている私。
死んだ後も限りなく受け止めてくれる大空。
その優しさに気付こうともせず、
いつも勝ち負けのことしか考えていない私なのに、
命がある限り、相変わらず守り続けてくれている。
捻くれ者なので、大声でありがとうと言えないけれど、
今日も宇宙の子守歌に耳を澄ませて聴いている。
例え明日がどんな日になろうとも、
その歌が聞こえる限り、私は安心して眠れるだろう。
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